2022年、別府・鉄輪温泉エリアにオープンした新スポット「地獄温泉ミュージアム」。 「地獄」がどのようにして生まれたのか、雨水が温泉になるまでの50年の旅を、映像と体験でドラマチックに学べる施設として話題を集めています。
しかし、いざ行こうとして料金を見て、「入館料1,500円はちょっと高いかな…?」「他の地獄めぐりと合わせると結構な金額になりそう」と躊躇している方も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、地獄温泉ミュージアムをお得に楽しむには、「他の地獄(海地獄など)とセットで回るかどうか」で選ぶべきチケットが全く異なります。
特に、すでに「地獄めぐり共通観覧券」をお持ちの方は、窓口で提示するだけで大幅な割引を受けられるため、知らずにWebチケットを買ってしまうと損をしてしまう可能性があります。
この記事では、あなたの観光プランに合わせた「最安値」での入場方法や、割引クーポンの使い方について詳しく解説します。
地獄温泉ミュージアムの基本料金とシステム
割引情報を比較する前に、まずは定価の料金設定を確認しておきましょう。ここを基準に、どれくらい安くなるかを判断します。
通常入館料(当日券)
- 大人(高校生以上): 1,500円
- 小人(小・中学生): 1,000円
- 営業時間: 9:00〜18:00(最終入場17:30)
ミュージアムは「時間指定制」での入場となっています。混雑時は待ち時間が発生することがあるため、料金の割引だけでなく、スムーズに入場できるかどうかもチケット選びの重要なポイントになります。
【割引率No.1】すでに「地獄めぐり共通観覧券」をお持ちの方
別府観光の定番である「7つの地獄めぐり」をする予定の方は、この方法が最も安くなります。実は、ミュージアム単体の割引クーポンを探すよりも、共通券の特典を利用する方が圧倒的にお得なのです。
「べっぷ地獄めぐり共通観覧券」提示で約30%OFF
別府地獄組合が販売している「共通観覧券(大人2,200円)」をお持ちの方は、地獄温泉ミュージアムのチケット窓口でその券を提示してください。
- 割引後の料金:
- 大人:1,500円 → 1,050円(450円引き)
- 小人:1,000円 → 700円(300円引き)
- 利用のポイント: この割引額は、他のどのクーポンよりも大きいです。「先に地獄めぐりの共通券を買って、7ヶ所回る途中でミュージアムに立ち寄る」というルートが、金銭的に最も賢い回り方と言えます。
- 注意点: Webでの事前予約ではなく、現地の窓口での購入適用となるケースが一般的です。混雑時は次の入場回まで待つ可能性があるため、時間に余裕を持って訪れましょう。
【おすすめ】「海地獄」だけ行くなら「3か所セット券」
「7つ全部の地獄は回らないけれど、有名な『海地獄』とミュージアムは見たい」という方には、こちらのセット券が最適です。
ミュージアム+海地獄+鬼石坊主地獄 セット券
地獄温泉ミュージアムと、隣接する「海地獄」、そして「鬼石坊主地獄」の3施設に入場できるセットチケットです。
- セット券価格(前売り):
- 大人:1,900円 → 1,800円(Web購入時)
- どれくらいお得?: 個別にチケットを買った場合、ミュージアム(1,500円)+海地獄(450円)+鬼石坊主地獄(450円)=合計2,400円となります。 セット券(1,800円)を使えば、実質600円も安くなる計算です。
- 購入方法: 「アソビュー!」などの遊び予約サイトで前売り販売されています。
- 利用の流れ: 最初に「地獄温泉ミュージアム」で受付をする必要があります。ミュージアムを見学した後、その足で隣の海地獄へ向かうルートがスムーズです。
【単体利用】ミュージアムだけ行く場合の割引クーポン
「他の地獄には行かず、おしゃれなミュージアムだけ楽しみたい」「雨が降っているから室内だけで過ごしたい」という方は、以下の割引を利用しましょう。
1. アソビュー!等のWeb前売りチケット(約10%OFF)
公式チケット販売パートナーである「アソビュー!」などで、日時指定の前売り券を購入する方法です。
- 割引料金:
- 大人:1,500円 → 1,350円
- 小人:1,000円 → 900円
- メリット: 少し安くなるだけでなく、**「入場時間の予約ができる」**のが最大のメリットです。当日窓口に行って「今の時間は満員です」と言われるリスクを回避できるため、土日祝日に行くなら事前のWeb購入を強くおすすめします。
2. JAF会員優待を利用する
ロードサービス「JAF」の会員の方は、会員証の提示で割引が受けられます。
- 割引内容: 入館料が約10%割引(大人1,350円になります)。
- 対象人数: 会員本人を含む5名まで適用されます。
- 利用方法: チケットカウンターでJAF会員証(アプリ版またはカード)を提示してください。予約なしで当日ふらっと立ち寄った場合でも使える、使い勝手の良い割引です。
割引利用時の注意点とよくある質問
せっかくの割引も、使い方が間違っていると適用されないことがあります。予約前に確認しておきたいポイントをまとめました。
Q. 「JTB大分満喫クーポン」は使えますか?
JTBの旅行商品(宿泊プランやツアー)を申し込んだ方がもらえる「大分満喫クーポン」の対象施設になっています。お手持ちの方は、無料で入場できる場合があるため、旅行代理店のパンフレットやアプリを確認してみてください。
Q. 予約の時間に遅れたらどうなりますか?
地獄温泉ミュージアムは、映像コンテンツの上映時間の関係で、10分〜20分ごとの入場入れ替え制になっています。 予約時間に遅れると、スムーズに入場できず、次の回まで待つことになる場合があります。特にセット券を利用する場合は、最初にミュージアムでの受付が必要なため、時間に余裕を持って到着するようにしましょう。
割引なしでも楽しめる?「無料エリア」の活用術
「チケットを買って入るほど時間がないけれど、雰囲気だけ味わいたい」という方は、無料エリアを活用するのも一つの手です。
- カフェ「50CAFE(ゴーマルカフェ)」: ミュージアムに入館しなくても利用できるカフェです。温泉卵を使ったサンドイッチや、写真映えするソフトクリームなどが楽しめます。
- 中庭エリア: 整備された中庭は、無料で散策可能です。地獄の湯けむりを背景に記念撮影をしたり、足湯(有料の場合あり、要確認)を楽しんだりすることができます。
まとめ:あなたに最適なチケットはこれ!
地獄温泉ミュージアムの料金をお得にする方法は、旅のプランによって「正解」が変わります。
- 地獄めぐりをガッツリ楽しむ人: 先に「共通観覧券」を買い、**窓口提示で30%OFF(1,050円)**にするのが最強。
- 海地獄とミュージアムだけでいい人: Webで**「3か所セット券(1,800円)」**を事前購入する。
- ミュージアム単体で行く人: **「アソビュー!前売り券」か「JAF割引」**で10%OFF(1,350円)にする。
特に、地獄めぐり共通券を持っているのに、わざわざWebでミュージアムのチケットを別で買ってしまうと損をしてしまいます。ご自身の観光ルートに合わせて、一番賢い方法を選んでくださいね。
♨️ 定番観光!別府地獄めぐりの割引情報
別府観光のハイライトです。国の名勝にも指定されている、奇観あふれる源泉を見て回ります。
海地獄(うみじごく): コバルトブルーの美しい池。広大な庭園や足湯も人気。
血の池地獄: 日本最古の天然地獄。赤く煮えたぎる粘土質の池が大迫力。
龍巻地獄(たつまきじごく): 一定の間隔で熱湯が噴き出す間欠泉。
白池地獄: 和風庭園にある、青白い色が特徴の地獄。ピラニアなどの熱帯魚館も併設。
鬼石坊主地獄: 灰色の泥がポコポコと沸き上がり、坊主頭のように見える地獄。
かまど地獄: 1丁目〜6丁目まで様々な色の地獄があり、飲泉や蒸気体験などが楽しめるエンタメ地獄。
鬼山地獄: 別名「ワニ地獄」。温泉熱を利用して多数のワニを飼育しています。
🧖 ユニークな温泉体験の割引情報
ただお湯に浸かるだけではない、別府ならではの入浴体験です。
竹瓦温泉(たけがわらおんせん): 別府温泉のシンボル。レトロな唐破風造りの建物で、名物の「砂湯」が体験できます。
別府海浜砂湯: 海を眺めながら砂に埋まる「砂蒸し風呂」が体験できます。
ひょうたん温泉: ミシュランガイド三つ星獲得。瀧湯(打たせ湯)や砂湯、蒸し湯など多彩なお風呂があるテーマパーク的温泉。
別府温泉保養ランド: 全国的にも珍しい、濃厚な「泥湯」に入れる混浴(一部女性専用あり)露天風呂があります。美肌効果で有名。
杉乃井ホテル「棚湯」・「アクアガーデン」: 別府湾を一望できる絶景の大展望露天風呂。水着で入れるエリアもあり、カップルや家族連れに人気。
鉄輪(かんなわ)むし湯: 薬草(石菖)の上に横たわって蒸される、サウナのような伝統的な入浴法。
🍳 体験・アクティビティの割引情報
地獄蒸し体験(地獄蒸し工房 鉄輪など): 温泉の噴気(蒸気)を利用して、野菜や肉、魚介類を蒸して食べる調理体験。ヘルシーで素材の味が引き立ちます。
大分香りの博物館: 世界中の香水コレクションを見学できるほか、自分だけのオリジナル香水作り体験が人気です。
別府竹細工体験(別府市竹細工伝統産業会館): 別府の伝統工芸である竹細工(竹かごなど)の手作り体験ができます。
🏔️ 絶景・自然スポットの割引情報
別府ロープウェイ: 鶴見岳の山頂近くまで一気に登れます。春の桜、冬の霧氷など四季折々の景色と、別府湾のパノラマが見事です。
湯けむり展望台: 鉄輪温泉の湯けむりが立ち上る風景を一望できるスポット。「日本夜景遺産」にも認定されています。
志高湖(しだかこ): 標高600mにある湖。キャンプやボート遊び、散策が楽しめます。
別府タワー:地上55mの展望台からは、別府市街、別府湾、鶴見岳を360度見渡せます。
🎡 レジャー・家族向けの割引情報
別府ラクテンチ: 昭和レトロな雰囲気が漂う遊園地。名物「あひるの競走」やケーブルカーでのアクセスが楽しいスポット。
城島高原パーク: 日本初の木製コースター「ジュピター」がある遊園地。
九州自然動物公園アフリカンサファリ: (隣接する宇佐市ですが、別府観光圏内)ジャングルバスに乗ってライオンやキリンに餌やりができます。
うみたまご(大分マリーンパレス水族館): (隣接する大分市ですが、別府からすぐ)セイウチのパフォーマンスや、動物と触れ合える展示が魅力。
🍜 別府グルメ(食べる)
とり天: 大分県民のソウルフード。発祥の店「東洋軒」などが有名。
別府冷麺: 太めの麺と和風だしのスープが特徴。「六盛」や「胡月」などの専門店があります。
地獄蒸しプリン: 温泉の蒸気で蒸した濃厚なプリン。海地獄や明礬(みょうばん)温泉の岡本屋売店が有名。

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