マンタやウミガメに会える世界屈指の海、八重山諸島(石垣島・西表島・竹富島)。この美しい海でダイビングライセンス(Cカード)を取得することは、多くのダイバーにとって憧れです。透明度抜群の海で講習を受ければ、苦しいはずのスキル練習も楽しい思い出に変わります。
しかし、離島でのライセンス取得には「旅費」と「講習費」のダブルパンチが待っています。航空券やフェリー代に加え、ライセンス講習費(相場:60,000円〜90,000円前後)がかかるため、総額で15万円〜20万円近くになることも珍しくありません。「憧れの八重山でダイバーになりたいけれど、予算は抑えて、その分を石垣牛や島唄ライブに使いたい」と考えるのは当然のことです。
この記事では、石垣島・西表島・竹富島エリアでダイビングライセンスを賢くお得に取得するための割引情報、JAF会員優待の活用法、そして各島の講習環境の違いと選び方を詳しく解説します。
八重山エリアでライセンス講習をお得に予約する3つのルート
石垣島を中心とするこのエリアは、日本国内でも特にダイビングショップが多い激戦区です。そのため、定価で申し込む前に、インターネットでの比較やキャンペーン情報の収集を行うことで、費用を大幅に抑えることが可能です。特に効果的なのが以下の3つのルートです。
1. アソビュー!やじゃらんで「講習プラン」を探す
遊び予約サイト「アソビュー!」や「じゃらん」には、石垣島や西表島のダイビングショップが提供するライセンス取得コースが多数掲載されています。
- 高額な講習費に対するポイント還元 予約サイト経由で申し込む最大のメリットは、支払い金額に応じた「ポイント還元」です。ライセンス講習は数万円単位の支払いとなるため、還元されるポイントも数千円分になります。 このポイントは、ライセンス取得後の「ファンダイビング(遊びのダイビング)」の予約や、石垣島内のホテルのランチ、ユーグレナモールでのお土産代などに使えるため、実質的な値引き効果が非常に高いです。
- サイト限定の割引クーポンを活用 「沖縄県・離島のアクティビティ最大〇〇%OFF」や「春のライセンス取得応援キャンペーン」など、予約サイト独自の割引クーポンが配布される時期があります。 ショップが独自に行っている「早割」などのキャンペーンと併用できるケースもあり、タイミングが合えば公式サイトから直接申し込むよりも安く受講できる可能性があります。まずは予約サイトで「石垣島 ダイビング ライセンス」と検索してみましょう。
2. オフシーズン(1月〜3月・梅雨・台風明け)を狙う
八重山のダイビングはマンタシーズンである夏〜秋がピークですが、ライセンス取得に関しては、観光客が減る「冬〜春」などが狙い目です。
- 「ドライスーツ無料」や「宿泊付きプラン」 冬場の八重山は水温が22度前後まで下がりますが、透明度は夏以上に高くなります。閑散期にお客さんを呼ぶため、「ドライスーツレンタル無料」や、ショップ併設の宿に泊まれる「宿泊費込みの格安講習プラン」を実施するショップが増えます。 特に石垣島では、航空券も安くなる時期と重なるため、旅費総額で見ると夏場の半額近くで取得できることもあります。
- 少人数制でじっくり学べる 夏場の講習は多くの受講生で混雑しがちですが、オフシーズンはインストラクターとマンツーマンに近い形でじっくり学べることが多いです。同じ料金でも中身の濃い講習を受けられるため、スキルアップの面でもコストパフォーマンスは最高です。
3. JAF会員優待や福利厚生サービスを確認する
すでに加入している「JAF(日本自動車連盟)」の会員証や、会社の福利厚生(ベネフィット・ステーションなど)も確認しましょう。
- 講習費の割引やレンタル無料特典 石垣島エリアにはJAF会員優待加盟店となっているダイビングショップが点在しています。 特典内容はショップにより異なりますが、「講習費の5%〜10%割引」や「期間中のフルレンタル器材無料」といった実用的なものが多く用意されています。特に器材レンタル代は3日間で1万円以上かかることもあるため、これが無料になるメリットは非常に大きいです。
JAF会員なら必須!フェリー代と周辺観光での優待活用
西表島や竹富島でダイビングをする場合、石垣島からの「高速船(フェリー)」移動が必須です。この移動費や滞在費もJAF優待で節約しましょう。
離島フェリーでのJAF優待
石垣島から各島へ渡る船会社(八重山観光フェリー、安栄観光など)では、JAF会員優待が使える場合があります。
- 乗船料の割引やプレゼント チケット購入時にJAF会員証を提示することで、乗船料の割引や、オリジナルグッズ(星の砂など)のプレゼントを受けられることがあります。 西表島への往復運賃は数千円かかるため、割引があればランチ代の足しになります。最新の優待内容は各フェリー会社の窓口で必ず確認しましょう。
ショップ選びでのJAF優待活用
JAFナビ(会員向け優待検索サイト)で「沖縄県 石垣市 ダイビング」「竹富町 ダイビング」などで検索すると、優待対象のショップが見つかります。
- 直接予約時の確認 WEB予約サイトに掲載がないショップでも、実はJAF加盟店であるというケースがあります。気になるショップを見つけたら、予約の電話やメールをする際に「JAF会員なのですが、優待特典はありますか?」と一言聞いてみるだけで、思わぬ割引が受けられるかもしれません。
「石垣・西表・竹富」どこで取るのが一番お得?
3つの島はそれぞれ特徴が異なり、ライセンス取得にかかる費用感も変わってきます。予算重視なら「石垣島」が圧倒的に有利です。
石垣島:コスパ最強の拠点
- ショップ数が多く価格競争がある 石垣島には数多くのダイビングショップがあり、価格競争が起きているため、比較的安価な講習プランが見つかりやすいです。
- 移動費が安い 直行便が飛んでいるため、西表島へ行くためのフェリー代がかかりません。また、宿泊施設の選択肢も多く、ドミトリーやビジネスホテルを使えば滞在費も抑えられます。
西表島:大自然の中でのプレミアム講習
- 料金相場はやや高め ショップ数が限られているため、極端な安売りはありません。フェリー代もかかります。
- 圧倒的な自然環境 「東洋のガラパゴス」と呼ばれる環境での講習は一生の思い出になります。予算よりも「特別な体験」や「混雑回避」を重視する方におすすめです。
竹富島:石垣島からの日帰りが現実的
- 島内にショップが極めて少ない 竹富島に宿泊して講習を受けられるショップは非常に限られています。
- 石垣島発のツアーで竹富周辺へ行くのがお得 「竹富島の海で潜りたい」のであれば、石垣島のショップが開催する「竹富島周辺エリアでの講習プラン」を選ぶのが最も賢い方法です。これなら石垣島の安いショップを利用しつつ、竹富島の美しい海を楽しめます。
格安講習の注意点!離島ならではの追加費用チェック
インターネットで検索すると「石垣島ライセンス取得 格安」といった広告を目にすることがありますが、離島特有の事情で最終的に高くなるケースがあります。本当に安く済ませるために、以下の「含まれていない費用」を必ず確認してください。
1. ランチ代が含まれているか
都市型ショップと違い、離島のダイビングは朝から夕方まで海に出っぱなし(ボートの上)であることが多いです。
- お弁当代の有無 講習費にお弁当代が含まれているショップと、別途(1食500円〜800円程度)注文が必要なショップがあります。3日間で数千円の差が出るため確認しましょう。
2. 器材レンタル代と申請料
表示価格が「講習指導料」のみの場合、以下の費用が必ず追加で請求されます。
- 器材レンタル代 「講習費は早割で安いが、レンタル代は1日別途5,000円」というケースがあります。3日間で15,000円の追加出費になります。「フルレンタル込み」のプランを選ぶのが、結果的に安くなるコツです。
- Cカード申請料(6,000円前後) ライセンスカードの発行手数料です。これが講習費に含まれているか別かは大きな差です。
おすすめのショップ選びの基準
安さだけでなく、快適に講習を受けるためのショップ選びのポイントを紹介します。
- 「自社ボート」を所有しているか 石垣島では、自社でボートを持っているショップと、乗り合いボートを利用するショップがあります。 自社ボートの方がスケジュールの融通が利きやすく、追加の乗船料が発生しない(込み価格になっている)安心感があります。
- 送迎サービスの範囲 空港送迎や、市街地(ホテルエリア)から離れたショップ(川平湾方面など)への送迎があるか確認しましょう。レンタカーを借りずに済めば、数万円の節約になります。
まとめ:八重山のライセンス取得は「石垣島拠点」がお得
石垣島・西表島・竹富島エリアでダイビングライセンス(Cカード)をお得に取得するためのポイントをまとめます。
- 予算重視なら「石垣島」のショップを選ぶ 競争原理が働いており、安くて質の高いショップが見つかりやすいです。竹富島方面へ行きたい場合も、石垣島発のボート講習を選べば叶います。
- まずは「アソビュー!」「じゃらん」でキャンペーンを探す ポイント還元や期間限定クーポンを含めた「実質価格」で比較するのが最優先です。
- JAF会員証はフェリーと観光で活用 ショップの割引だけでなく、離島フェリーや石垣島鍾乳洞などの観光施設で活用し、旅のトータルコストを下げましょう。
世界中のダイバーが憧れる「マンタの聖地」でダイバーデビューを果たせば、一生の趣味が手に入ります。賢く予約して、お得に海の世界へのパスポートをゲットしてください。

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