まずは基本を知る:3社共通チケットの種類と価格
割引情報を探す前に、まず「JAPAN SNOW ALLIANCE」が提供しているチケットの実態を正確に把握しておく必要があります。このアライアンスにおける「共通チケット」とは、主にシーズンを通して使えるシーズンパスのことを指します。
プレミアムな「3社共通シーズンパス」
JAPAN SNOW ALLIANCEが目玉として販売しているのが、加盟する全スキー場(約20〜30ヶ所)をシーズン中いつでも滑走できる共通シーズン券です。
- 販売形式: 通常、シーズン前の8月〜9月頃に「抽選販売」または「枚数限定販売」として募集されます。
- 価格の目安: シーズンによって異なりますが、大人1名あたり10万円台後半から販売されることが多いプレミアムなチケットです。
- 対象スキー場: 富良野、苗場、軽井沢(プリンス系)、ニセコグランヒラフ、ハンターマウンテン(東急系)、八方尾根、白馬岩岳、竜王(NSD系)など、日本を代表するビッグゲレンデが含まれます。
この「共通シーズンパス」に関しては、人気が高く抽選倍率も高いため、「早割」や「割引クーポン」といった直接的な値引き手段は基本的に存在しません。 定価で購入し、その圧倒的なスケールメリットを使い倒すのが唯一の攻略法となります。
本当にお得なのはこれ!「アライアンス相互利用特典」の割引
「10万円を超えるシーズンパスは手が出ない」「抽選に外れてしまった」という方にとって、最も現実的で強力な割引システムが**「アライアンス相互利用特典(リフト券割引)」**です。
これは、3社のうち「いずれか1つのスキー場のシーズンパス」を持っている人が受けられる恩恵で、JAPAN SNOW ALLIANCEの真価はここにあります。
単独シーズンパス保有者へのリフト券割引
もしあなたが、アライアンスに加盟している特定のスキー場(例:ハンターマウンテン塩原や苗場スキー場など単独)のシーズンパスを購入した場合、そのパスを提示することで、他のアライアンス加盟スキー場の1日券が割引価格で購入できます。
- 割引の仕組み:
- 保有パス:Aスキー場の単独シーズンパス
- 利用先:Bスキー場(アライアンス加盟)のチケット窓口
- 方法:窓口でAスキー場のパスを提示する
- 特典:Bスキー場のリフト1日券が**特別割引価格(例:1,000円〜2,000円引きなど)**になる
- メリット: ホームゲレンデのパスを持っていれば、遠征時に他の系列スキー場も安く滑れるため、シーズンを通しての総コストを大幅に抑えることができます。
「共通シーズンパス」を買わなくても、ホームゲレンデのパスさえあれば、全国の提携スキー場がお得になる。これこそが、多くのユーザーが利用している「実質的な割引」です。
加盟スキー場で使えるJAF優待・株主優待割引
シーズンパスを持っておらず、「今回だけ1日券を買って滑りたい」というスポット利用の方には、JAF優待や株主優待が有効です。JAPAN SNOW ALLIANCEに加盟しているスキー場は大手企業が運営しているため、こうした福利厚生や優待制度が充実しています。
JAF会員優待割引の活用
ロードサービスでおなじみのJAF(日本自動車連盟)会員証は、プリンス系、東急系、NSD系の多くのスキー場で割引ツールとして機能します。
- 利用方法: 各スキー場のリフト券売り場窓口で、購入時にJAF会員証(カードまたはアプリ画面)を提示します。
- 割引対象: 「アライアンス共通シーズンパス」の購入には使えませんが、**「各スキー場のリフト1日券」**には適用されます。
- 割引額: スキー場により異なりますが、一般的に大人1日券から500円〜1,000円程度の割引が受けられます。同行者数名まで適用されることが多いため、グループ旅行では必須のアイテムです。
3社の株主優待券
運営会社である「西武ホールディングス(プリンス)」「東急不動産ホールディングス(東急)」「日本スキー場開発(NSD)」の株主優待券を利用する方法です。
- 西武HD(プリンス系): 「スキーリフト割引券(30%OFFなど)」や「共通割引券(1,000円引)」が配布されており、苗場や軽井沢プリンスホテルスキー場などで利用可能です。
- 東急不動産HD(東急系): 「スポーツ優待利用券」を使用することで、ニセコ東急 グラン・ヒラフやタングラムスキーサーカスなどのリフト券が固定価格(格安)で購入できます。
- 日本スキー場開発(NSD系): 株主に対し、リフト割引チケット(1,500円引きなど)やレンタル割引券が配布されます。八方尾根や川場スキー場などで利用できます。
これらの優待券は、金券ショップやフリマアプリなどで流通していることもあるため(※利用規約や譲渡制限は要確認)、定価で買う前にチェックしてみる価値があります。
WEB前売り・早割チケット(各スキー場単独)
アライアンスとしての共通割引ではありませんが、各スキー場が個別に販売している「WEB前売りチケット」や「早割」を利用するのが、誰でも使える最安値ルートです。
シーズン前の「早割」が最強
各スキー場は、秋口(10月〜12月上旬)にかけて、翌シーズンのリフト1日券を格安で販売する「早割」を実施します。
- 購入サイト: 「SURF&SNOW」「WINTER PLUS」や各公式サイトのWEBショップ。
- 割引率: 定価から1,500円〜2,000円引きになることも珍しくありません。
- ポイント: アライアンス加盟のスキー場に行き先が決まっているなら、共通券を探すよりも、そのスキー場単独の早割チケットを買うのが最も確実な節約方法です。
まとめ:JAPAN SNOW ALLIANCEをお得に楽しむには?
JAPAN SNOW ALLIANCE(プリンス×東急×NSD)のネットワークをお得に利用する方法を整理します。
- 最強の「共通シーズンパス」が欲しい人 残念ながら割引はありません。抽選販売のチャンスを逃さず、定価で購入する価値があるプレミアムチケットです。
- ホームゲレンデが決まっている人 いずれか1つの加盟スキー場の**「単独シーズンパス」を購入しましょう。そうすれば、他の加盟スキー場へ行った際に「相互利用特典」**でリフト券が安くなります。
- たまに滑りに行く人・日帰りの人 **「JAF会員証」を窓口で提示するか、事前に「WEB早割チケット」**を購入してください。これが1日券を最も安く買う方法です。
- 株主優待が使える人 西武・東急・NSDの**「株主優待券」**を持っていれば、リフト代を大幅に節約できます。
日本を代表する3大スノーリゾートグループが連携したJAPAN SNOW ALLIANCE。ご自身の滑走スタイルに合わせて最適な割引方法を選び、極上のパウダースノーと広大なゲレンデをお得に満喫してください。

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