六甲ケーブルには、実は**「提示するだけで安くなる提携カード」**が数多く存在します。また、山上バスとセットになったお得なきっぷも販売されています。 まずは、基準となる通常の運賃を確認し、そこからどれくらい安くなるのかを見ていきましょう。
まずは基本を確認!六甲ケーブルの通常運賃
割引を使わない場合の正規料金です。六甲ケーブルは、片道ずつ買うよりも「往復乗車券」を買う方が最初からお得な設定になっています。
大人・小児の乗車料金
- 大人(12歳以上・中学生以上)
- 片道:600円
- 往復:1,100円
- 小児(6歳以上・小学生)
- 片道:300円
- 往復:550円
【運賃に関する補足説明】 大人の場合、片道を2回買うと合計1,200円になりますが、最初から往復券を買えば1,100円となり、100円お得になります。 なお、6歳未満の幼児(未就学児)は、乗車券を持っている方1名につき2名まで無料です。3人目からは小児運賃が必要になりますので、小さなお子様連れのファミリーは人数カウントにご注意ください。
営業時間と運行間隔
- 始発・終発:7:10発 ~ 21:10発
- 運行間隔:毎時00分、20分、40分(20分間隔)
【運行に関するポイント】 早朝から夜遅くまで運行しているため、夜景観賞にも最適です。通常は20分間隔ですが、紅葉シーズンやゴールデンウィークなどの混雑時には臨時便が増発され、ピストン運行になることもあります。
提示するだけでOK!手軽に使える割引優待・クーポン
チケット購入窓口で**「会員証やカードを見せるだけ」で割引が適用されるサービスです。 六甲ケーブルは提携先が多く、多くのカードで「往復とも片道運賃の2割引(大人往復で約220円お得)」**などの優待が受けられます。財布の中に眠っているカードがないか、必ずチェックしてください。
JAF会員優待割引
ロードサービスのJAF会員の方は、窓口で会員証(カードまたはスマホアプリ)を提示してください。
- 割引内容:運賃から割引(概ね2割引程度)
- 対象人数:会員含む5名まで
【家族旅行でのメリット】 JAF割引の強みは、会員本人だけでなく同伴者5名まで割引が適用される点です。家族全員分のチケットが安くなるため、車でアクセスした方はもちろん、電車で来た方もJAFカードを忘れずに持参しましょう。
モンベルクラブ会員特典
アウトドア用品メーカー「モンベル(mont-bell)」の会員カードも、強力な割引ツールになります。
- 割引内容:運賃から割引
- 対象人数:会員含む5名まで
【ハイカーにおすすめ】 六甲山はハイキングコースとしても人気が高いため、モンベル会員の方も多いはずです。下山だけケーブルカーを使う場合(片道)でも割引が適用されることが多いため、登山時も会員証は必携です。
STACIAカード・KOBE PiTaPaなどの提示
関西エリアの交通系カードやクレジットカードでも優待が受けられます。
- STACIAカード(阪急阪神):提示で割引(クレジットやPiTaPa機能付きなど)
- KOBE PiTaPa:提示で割引(通常のPiTaPaカードではなく、KOBE PiTaPaのロゴ入り)
- コープこうべ組合員証:提示で割引
- イオンカード:提示で割引(※時期により変更の可能性あり、窓口で要確認)
【関西在住者のポイント】 関西にお住まいなら、STACIAカードやコープこうべの組合員証をお持ちの方は多いでしょう。これらは事前の登録などは不要で、窓口で「持っています」と見せるだけで即座に安くなります。
観光スタイルに合わせた「お得なセットきっぷ」
六甲ケーブルだけでなく、山上のバスや有馬温泉へのロープウェーも利用するなら、セット券の方が断然お得です。
表六甲周遊乗車券(ケーブル+山上バス)
六甲ケーブルの往復と、山上の観光スポットを結ぶ「六甲山上バス」が乗り放題になるセット券です。
- セット内容:
- 六甲ケーブル往復乗車券
- 六甲山上バス フリー乗車券(乗り降り自由)
- こんな人におすすめ:
- 「六甲ガーデンテラス」や「六甲高山植物園」、「ROKKO森の音ミュージアム」など、山上の施設を複数巡りたい方。
【バス代の節約効果】 六甲ケーブルの山上駅からガーデンテラスまでは距離があり、バス移動が必須です。バス運賃も往復すると数百円かかるため、このセット券を買っておけば小銭を気にする必要もなく、トータルで安くなります。
六甲・有馬片道乗車券(通り抜けルート用)
六甲ケーブルと、裏六甲へ抜ける「六甲有馬ロープウェー」を組み合わせたチケットです。
- セット内容:
- 六甲ケーブル(片道)
- 六甲山上バス(山上駅~ロープウェー山頂駅)
- 六甲有馬ロープウェー(片道)
- こんな人におすすめ:
- 「行きは六甲山で遊んで、帰りは有馬温泉へ抜けて温泉に入りたい」という横断ルートを計画している方。
【通り抜けの注意点】 このチケットは「片道利用」を前提としています。有馬温泉側へ抜けてしまうと、六甲ケーブルの駐車場へ戻るのは大変(電車とバスで大回りが必要)なため、公共交通機関でアクセスしている方向けのプランです。
その他の割引制度(障害者割引・団体割引)
公的な割引制度について解説します。
障害者割引
身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方は、運賃が割引になります。
- 割引内容:第1種・第2種ともに本人と介護者1名まで5割引(半額)
- 大人片道:300円
- 利用方法:窓口で手帳またはミライロIDを提示
【バリアフリー情報】 六甲ケーブルの駅構内や車両はバリアフリー対応が進んでいますが、階段状のホームなど一部移動に配慮が必要な箇所もあります。車椅子で利用される際は、駅員さんに声をかけるとスロープの準備などサポートしてくれます。
団体割引
15名以上のグループで利用する場合は、団体割引が適用されます。
- 一般団体:15名以上で1割引〜
- 学生団体:学校行事などはさらに割引率が高くなります。
まとめ:六甲ケーブルを一番安く利用する方法は?
六甲ケーブルをお得に利用するためのポイントを整理します。
- 最も手軽で割引率が良い方法
- JAFカード、モンベルカード、STACIAカード、コープこうべ組合員証を持っているか確認し、窓口で提示する。
- これだけで往復運賃が約2割引になるため、大人数での利用ならランチ代一食分くらい浮くこともあります。
- 山上の施設をあちこち巡る場合
- ケーブル往復とバスがセットになった**「表六甲周遊乗車券」**を購入する。
- カード類が一切ない場合
- 少なくとも**「往復乗車券」**を購入して、片道ずつ買うより100円安く済ませる。
六甲ケーブルは、ただの移動手段ではなく、屋根の一部がガラス張りになった展望車両など、乗ること自体が楽しい乗り物です。 ぜひお得な割引を活用して、浮いた予算で山上のカフェや絶景を楽しんでください。

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