立山駅から出発する「立山ケーブルカー」は、わずか7分間の乗車ですが、標高差約500mを一気に登る重要な移動手段です。
結論から言うと、ケーブルカー単体で使える「100円引きクーポン」のようなものは現地では配布されていません。
しかし、「購入場所(WEB)」や「鉄道とのセット券」を選ぶことで、定価よりも安く、かつ快適に利用することが可能です。
まずは、基本となる「切符の買い方」から確認していきましょう。
💰 立山ケーブルカーの通常料金と「切符の仕組み」
立山ケーブルカーに乗る場合、多くの観光客はケーブルカーだけの切符ではなく、その先の室堂(雪の大谷)や黒部ダムまで行くための**「通し切符(連絡きっぷ)」**を購入します。
【立山ケーブルカー 単独運賃】
| 区分 | 片道料金 | 往復料金 |
| 大人(12歳以上) | 1,000円〜 | 1,500円〜 |
| 小人(6歳〜11歳) | 500円〜 | 750円〜 |
- 切符購入の重要なポイント
- 基本は「セット購入」:立山駅の窓口やWEB予約では、「立山駅→室堂(往復)」や「立山駅→扇沢(通り抜け)」といった形で、最終目的地までの切符をまとめて購入します。
- バラ買いは損&手間:ケーブルカーの切符だけを買って、美女平に着いてから次のバスの切符を買う…とすると、乗り継ぎのたびに並ぶことになり、非常に効率が悪いです。最初からセットで割引や予約が適用される方法を選びましょう。
🎟️ 今すぐ使える!主要な割引・お得なきっぷ購入法
立山ケーブルカーを含む、アルペンルートのチケットをお得に入手する方法は主に3つあります。
1. 公式サイト「WEBきっぷ」を利用する(推奨)
現在、最もスタンダードでメリットが大きいのが、公式サイトから事前予約・決済する**「WEBきっぷ」**です。
- 早期購入割引・午後割などのキャンペーン
- 予約する時期や時間帯によっては、通常の窓口価格よりも安い設定で販売されることがあります。
- 過去には、混雑分散のために「午後便(午後から立山駅を出発)」を対象にした割引などが実施されています。最新のキャンペーン情報は春の開通前に公式サイトで発表されます。
- 最大のメリット:立山駅での行列回避
- 立山駅は、アルペンルートの入り口であるため、チケット購入窓口が最も混雑する場所です。GWやお盆には1時間以上待つこともあります。
- WEBきっぷを購入しておけば、現地にある自動発券機にQRコードをかざすだけで発券可能です。「割引」以上の価値として、**「待ち時間の短縮」**という絶大なメリットがあります。
2. JR「立山黒部アルペンきっぷ」などを利用する
東京、名古屋、大阪方面から、新幹線や特急列車(サンダーバード・しらさぎ等)を使ってアクセスする場合、JR各社が販売している企画きっぷが最強のコスパを誇ります。
- セット内容が圧倒的にお得
- **「出発地からの往復JR運賃」+「アルペンルート乗り放題」**がセットになっています。
- 個別にJRの切符とアルペンルートの切符を買うよりも、トータルで数千円〜1万円近く安くなるケースが多いです。
- ケーブルカーも乗り放題
- 立山ケーブルカーを含むルート内が「乗り降り自由」となります。
- 例えば、一度美女平まで上がった後、忘れ物をして立山駅に戻っても追加料金がかかりません。
3. 株主優待券(立山黒部貫光)
運営会社である「立山黒部貫光株式会社」の株主優待券を利用する方法です。
- 割引内容
- 立山駅〜黒部湖間の片道乗車券が10%割引になります。
- 立山ケーブルカー単体だけでなく、その先の高原バスやロープウェイを含めた運賃全体から割引されるため、長距離乗るほどお得になります。
- 入手方法
- 株主になる以外に、金券ショップなどで流通しているものを購入する方法があります。ただし、入手の手間がかかるため、見つけたらラッキー程度に考えておきましょう。
⚠️ JAF優待やコンビニ割引はある?
よくある割引サービスの適用状況について、誤解がないように解説します。
1. JAF会員優待・モンベル会員割引
多くの観光地で使えるJAFカードやモンベルカードですが、立山ケーブルカー(アルペンルート)の**「運賃」に関しては、基本的に割引対象外**です。
- 使える場所はある?
- 運賃の割引はありませんが、ルート内の一部の売店(お土産)やレストラン、または立山駅周辺の「立山カルデラ砂防博物館」などで特典を受けられる場合があります。
- チケット窓口でカードを提示しても、乗車券は安くなりませんのでご注意ください。
2. コンビニ前売り券
- 現状の取り扱い
- 以前はコンビニ端末(JTBなど)で整理券付きのチケットが買える時期もありましたが、現在は公式サイトでの「WEBきっぷ」販売に一本化されています。
- コンビニに行っても、立山ケーブルカーの割引チケットは発券できないため、スマホから公式サイトへアクセスするのが正解です。
♿ 障がい者割引について
公的な減免制度はしっかり用意されています。
- 割引内容
- 身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳をお持ちの方と、付添人1名の運賃が割引になります。
- 大人:50%割引(半額)
- 小人:50%割引(半額)
- 利用方法
- 立山駅のきっぷ売り場窓口にて、手帳の原本またはミライロIDを提示して購入してください。
- WEBきっぷの購入画面でも「障がい者割引」を選択できる場合がありますが、当日の証明書提示が必須となります。
📍 立山ケーブルカーに乗る際の「賢いポイント」
割引以外にも、立山駅で損をしないためのポイントがあります。
荷材車(貨車)がついている珍しい車両
- 撮影ポイント
- 立山ケーブルカーは、客車の山麓側に「荷物を載せるための貨車(荷材車)」が連結されている、日本でも珍しい形式です。
- 乗車前にこの珍しい車両と一緒に記念撮影をするのがおすすめです。
予約便の時間厳守
- WEBきっぷの注意点
- WEBきっぷで購入した場合、立山ケーブルカーの**乗車時間は「指定」**されます(例:9:00発の便など)。
- この時間に遅れると乗車できなくなる場合があるため、立山駅周辺の駐車場混雑なども考慮して、予約時間の30分前には駅に到着しておくことを強くおすすめします。
✅ まとめ:立山ケーブルカーをお得に乗るには?
立山ケーブルカー(アルペンルート)の割引情報を整理します。
- 電車(JR)でアクセスする人
- JRの窓口で販売している**「立山黒部アルペンきっぷ」**を購入するのが最安値です。
- 車・個人手配の人
- 公式サイトで**「WEBきっぷ」**を事前予約しましょう。
- 早期予約割引やキャンペーンを狙いつつ、何より**「当日窓口に並ばない」**という最大のメリットを享受してください。
- 障がい者手帳をお持ちの方
- 窓口提示で半額になります。必ず手帳を持参しましょう。
立山ケーブルカーは、アルペンルートの旅の始まりです。
ここでのスタートダッシュ(スムーズな乗車)が、その後の雪の大谷や黒部ダム観光の時間を左右します。ぜひWEBきっぷ等を活用して、快適な旅を計画してください!

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