結論から申し上げますと、立山ロープウェイ単体の「100円引きクーポン」のようなものは、一般的な観光地のようにバラ撒かれてはいません。
しかし、購入する場所(WEB)やタイミング、または鉄道会社の企画きっぷを選ぶことで、定価よりも安く、あるいは特典付きで乗車することが可能です。
まずは、基本となる「仕組み」と「通常料金」から確認していきましょう。
💰 立山ロープウェイの通常料金と「切符の買い方」
立山ロープウェイは、単体で乗ることは稀で、基本的には「立山駅〜黒部湖」や「扇沢〜室堂」といった乗り継ぎチケットの一部として購入します。
ただし、ロープウェイ区間(大観峰〜黒部平)だけの運賃設定も存在します。
【立山ロープウェイ 単独運賃】
| 区分 | 片道料金 | 往復料金 |
| 大人(12歳以上) | 1,300円 | 1,950円 |
| 小人(6歳〜11歳) | 650円 | 980円 |
- 切符購入の注意点
- アルペンルートは複数の乗り物を乗り継ぐため、**「出発地から目的地までの通し切符」**を最初に購入するのが基本です。
- 途中の窓口で「ロープウェイの券だけ」を都度買い足すことも可能ですが、セット券の方が手間がなく、シーズン中は窓口の行列を回避できます。
🎟️ 今すぐ使える!アルペンルートの主要な割引・お得なきっぷ
立山ロープウェイを含む、アルペンルート全体をお得に利用する方法をご紹介します。最も推奨されるのは「WEBきっぷ」です。
1. 「立山黒部アルペンルート WEBきっぷ」を利用する
現在、最もスタンダードかつメリットが大きいのが、公式サイトから購入できる**「WEBきっぷ」**です。
- 割引・メリットの内容
- 早期購入割引(早割):乗車日の10日前や、特定の期間(午後便など)を対象に、通常運賃よりも安い設定で販売されることがあります。
- 窓口に並ばなくて良い:これが最大のメリットです。繁忙期(GW、夏休み、紅葉)の立山駅や扇沢駅の切符売り場は長蛇の列になりますが、WEBきっぷなら自動発券機でスピーディーに受け取れます。
- 利用時の補足説明
- 購入にはアカウント登録が必要です。販売開始直後(例年3月頃〜)に人気の日程は売り切れることもあるため、旅行が決まったらすぐに予約することをおすすめします。
- 以前は「当日窓口」が主流でしたが、現在はWEB予約優先の運用になっているため、「安く買う」以前に「確実に乗る」ためにもWEBきっぷが必須です。
2. 株主優待券(立山黒部貫光)
運営会社である「立山黒部貫光株式会社」の株主優待券を利用する方法です。
- 割引内容
- 片道乗車券 10%割引(立山駅〜黒部湖間など)
- アルペンルート内の売店やレストランでの割引券などがセットになっている場合もあります。
- 入手方法
- 株主になる以外に、金券ショップやフリマアプリ(メルカリ・ヤフオク等)で流通しているものを購入する方法があります。
- 注意点:手に入れる手間がかかる割に、割引率は10%程度です。家族全員分を揃えるのが大変なため、「もし手に入ればラッキー」くらいに考えておくのが無難です。
3. JR・旅行会社の「企画きっぷ」を活用する
遠方から新幹線や特急を使ってアクセスする場合、JRが販売しているセットきっぷが最強のコスパを誇ります。
- 立山黒部アルペンきっぷ(JR東海・JR西日本など)
- 内容:出発地(名古屋・大阪など)からの往復JR運賃 + アルペンルート乗り放題がセットになった切符です。
- お得度:個別に切符を買うよりも、トータルで数千円〜1万円近く安くなるケースがあります。
- 特徴:有効期間が長く(8日間など)、途中下車もしやすいため、金沢観光や松本観光と組み合わせたい人に最適です。
⚠️ JAF優待や障がい者割引について
よくある割引サービスの適用状況についても解説します。
1. 障がい者割引
公的な減免制度はしっかり用意されています。
- 割引内容
- 身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳をお持ちの方と、付添人1名の運賃が割引になります。
- 大人:50%割引 / 小人:50%割引
- 利用方法
- 現地の切符売り場窓口にて、手帳の原本またはミライロIDを提示してください。
- WEBきっぷの購入画面でも障がい者割引の選択肢がある場合がありますが、当日の証明提示が必要です。
2. JAF会員優待・モンベル会員割引
多くの観光地で使えるJAFやモンベルですが、アルペンルートの**「運賃」に関しては、基本的に割引対象外**です。
- 使える場所
- 運賃の割引はありませんが、ルート内の一部売店やレストラン、または周辺の「立山カルデラ砂防博物館」などで特典を受けられる場合があります。
- 「JAFカードを見せればロープウェイが安くなる」という認識で行くと定価購入になるためご注意ください。
⛰️ 立山ロープウェイに乗る際の「賢いポイント」
割引以外にも、損をしないためのポイントがあります。
📷 支柱がない「動く展望台」を楽しむ
- 景色のポイント
- 立山ロープウェイは、景観保護と雪崩対策のため、途中に支柱が一本もありません。
- 視界を遮るものがないため、窓際を確保できれば360度の大パノラマを楽しめます。
- 混雑時の攻略
- 非常に混雑するため、窓際に立ちたい場合は、改札列の先頭付近に並ぶ必要があります。
- 黒部平から乗る場合は「黒部湖(ダム)」側、大観峰から乗る場合は「後立山連峰」側が見どころです。
✅ まとめ:立山ロープウェイ(アルペンルート)を一番お得に通るには?
立山ロープウェイの割引情報を整理します。
- 電車(JR)でアクセスする人
- **「立山黒部アルペンきっぷ」**などのJR企画きっぷを購入するのが、トータルで見て最安値です。
- 車でアクセス・個人手配の人
- 公式サイトの**「WEBきっぷ」**を事前予約しましょう。
- 早期予約や午後割などのキャンペーンがあれば安くなりますし、何より当日窓口に並ばなくて良いという時間的なメリットが大きいです。
- 障がい者手帳をお持ちの方
- 窓口提示で半額になります。必ず手帳を持参しましょう。
立山ロープウェイは、維持管理が非常に困難な豪雪地帯にあるため、運賃はどうしても高額になります。 しかし、そこから見える景色は「金額以上の価値がある」と断言できる絶景です。賢くWEBきっぷ等を活用して、快適な空の旅を楽しんでください!

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