由布院観光のハイライトとも言える金鱗湖。 まずは、料金に関する基本的な疑問を解消し、現地で意外とかかる「駐車場代」や「周辺施設の入館料」を節約するためのポイントをご紹介します。
結論:金鱗湖の入場料金は「無料」です
金鱗湖は、特定の企業が運営するテーマパークではなく、自然の湖(公園エリア)です。そのため、ゲートやチケット売り場は存在しません。
24時間いつでも散策自由
入場料が無料であるだけでなく、時間制限もありません。
- 早朝(おすすめ): 秋から冬にかけての早朝(6時〜8時頃)には、湖面から湯気が立ち上る「朝霧」の幻想的な風景が見られます。もちろんこの時間帯も無料で入れます。
- 深夜・夜間: 立ち入りは自由ですが、足元の照明が少ない場所もあるため、夜間の散策は懐中電灯を持参するなど注意が必要です。
なぜ「金鱗湖 割引」で検索されるの?
無料なのになぜ多くの人が割引を探すのでしょうか? 主な理由は、金鱗湖のすぐ湖畔にある**「有料施設」**と混同しているケースが多いためです。
金鱗湖の周辺で、割引クーポンやおトク情報が使える施設は以下の通りです。
1. COMICO ART MUSEUM YUFUIN(コミコ アート ミュージアム)
金鱗湖のすぐ近くにある、現代アートの美術館です。隈研吾氏が建築を手掛けた黒いスタイリッシュな建物が特徴です。
- 料金: 一般 1,700円〜(オンライン予約推奨)
- お得な利用法: 「オンライン予約割引」が導入されています。当日窓口で購入するよりも、公式サイトから事前予約(WEBチケット購入)をした方が200円安くなる場合があります。金鱗湖周辺でアートを楽しみたい方は、必ずスマホから事前予約をしておきましょう。
2. 由布院シャガール美術館
金鱗湖のほとりに建つ、マルク・シャガールの作品を展示する美術館です。カフェ「ラ・リューシュ」も併設されています。
- 料金: 一般 600円
- お得な利用法: 館内共通券やカフェ利用とのセットなど、時期によって独自のサービスを行っていることがあります。また、JAF会員優待などが適用される場合があるため、窓口で会員証を提示してみる価値はあります。
3. 人力車(えびす屋など)
金鱗湖周辺には観光人力車が多く走っています。
- 料金: 1区間 4,000円〜(2名利用時などの目安)
- お得な利用法: 「アソビュー!」や「じゃらん 遊び・体験予約」などのサイトで、ポイント還元付きの事前予約プランが出ていることがあります。現地で現金払いをするよりも、ポイント分がお得になります。
金鱗湖周辺の「駐車場」を安く済ませるコツ
金鱗湖自体は無料ですが、車で行く場合にかかるのが**「駐車料金」**です。 由布院は観光地価格の駐車場が多く、「少し停めただけで1,000円取られた」という失敗もよくあります。ここでは安く停めるための選び方を解説します。
金鱗湖のすぐ目の前は高い!
湖に一番近い民間駐車場は便利ですが、料金設定が高め(1回1,000円など)の傾向にあります。 また、湖へ続く道は道幅が非常に狭く、人通りも多いため、運転に自信がない方は無理に奥まで入らない方が無難です。
狙い目は「少し離れたコインパーキング」
徒歩5分ほど離れるだけで、料金相場がグッと下がります。
- 相場(湖の目の前): 500円〜1,000円 / 1回
- 相場(徒歩5分圏内): 300円〜500円 / 1回
- おすすめエリア: 「由布院ステンドグラス美術館」周辺や、メインストリートから一本入った路地にあるコインパーキングを探しましょう。「最大料金」が設定されている駐車場なら、時間を気にせず散策できます。
金鱗湖のほとりにある「激安」の混浴温泉
金鱗湖の敷地内とも言える場所に、昔ながらの共同浴場があります。ここは「割引」を探す必要がないほどの激安価格で利用できます。
下ん湯(したんゆ)
金鱗湖のすぐ脇にある、茅葺き屋根の風情ある建物です。
- 入浴料: 300円
- 利用方法: 入り口にある料金箱に300円を投入して入ります(無人の場合あり)。
- 注意点: ここは**「混浴」です。内湯と露天がつながっており、露天風呂からは金鱗湖が見えますが、逆に金鱗湖の遊歩道を歩く観光客からもお風呂が見えてしまう**という開放的すぎる造りです。 女性や家族連れにはハードルが高いですが、「旅の恥はかき捨て」と割り切れる方や、男性グループには300円で入れる最高のロケーション温泉です。
まとめ:金鱗湖で賢くお金を使おう
金鱗湖の割引・料金情報をまとめます。
- 金鱗湖そのもの: 完全無料(割引を探す必要なし)。
- 周辺美術館: WEB予約割引などを活用する。
- 駐車場: 奥まで行かずに、少し手前の安いコインパーキング(相場300円〜500円)を探す。
- 温泉: 湖畔の「下ん湯」は300円だが、混浴&丸見えなので注意。
金鱗湖自体にお金がかからない分、浮いた予算を湖畔のおしゃれなカフェでのランチや、由布院名物の「コロッケ」「とり天」の食べ歩きに使って、充実した観光を楽しんでください。
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