鬼石の湯の料金・割引情報!地獄めぐり共通券で入れる?家族風呂やアメニティも徹底解説

別府地獄めぐりの一つ「鬼石坊主地獄」の敷地内にあり、観光の合間に立ち寄れる本格的な日帰り温泉として人気の「鬼石の湯(おにいしのゆ)」。

「地獄めぐりのついでにひとっ風呂浴びたいけれど、料金はいくら?」「割引クーポンはあるの?」と気になっている方も多いはずです。

この記事では、鬼石の湯の入浴料金や割引の有無、そしてよくある勘違いである「地獄めぐり共通券での利用」について詳しく解説します。また、人気の家族風呂(貸切湯)の情報もまとめました。

鬼石の湯の入浴料金(正規料金)

まずは基本的な入浴料金を確認しましょう。鬼石の湯には、男女別の「内湯・露天風呂」と、プライベートな空間で楽しめる「家族風呂」の2種類があります。

一般入浴料(大浴場・露天風呂)

男女別の広々とした大浴場と、開放的な展望露天風呂を利用する場合の料金です。

  • 大人: 620円
  • 小学生: 300円
  • 幼児: 200円

別府市内の市営温泉(100円〜300円程度)と比較すると少し高めに感じるかもしれませんが、シャンプーやボディソープが完備されており、施設も新しく清潔感があるため、手ぶらで立ち寄れる観光客向けの温泉としては非常にリーズナブルな設定です。

家族風呂(貸切湯)の料金

カップルや小さなお子様連れのファミリーに大人気なのが、貸切で利用できる家族風呂です。

  • 1室料金: 2,000円(60分)
  • 定員: 4名まで
  • 予約について: 電話予約不可・現地先着順

家族風呂は全5室ありますが、事前予約ができません。現地に行って空いていればすぐに入れますが、土日祝日や夕方は待ち時間が発生することが多いため、時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。


鬼石の湯で使える割引クーポンはある?

結論から申し上げますと、「鬼石の湯」の入浴料が直接安くなる即時利用可能なWEBクーポン等は、現在ほとんど配布されていません。

「えっ、割引ないの?」とがっかりされるかもしれませんが、その理由と、知っておくべき「料金の仕組み」について詳しく解説します。

1. 「地獄めぐり共通観覧券」では入れません(割引もなし)

最も多い勘違いがこれです。「地獄めぐりの共通チケット(2,200円)を持っていれば、鬼石の湯も無料で入れる、もしくは割引になる」と思っている方が多いですが、これは間違いです。

  • 地獄めぐり共通観覧券: あくまで「地獄(観光施設)」を見るためのチケット。
  • 鬼石の湯: 独立した温泉施設であり、別料金。

共通観覧券を提示しても、鬼石の湯の入浴料割引はありませんのでご注意ください。

2. JAF割引などの優待について

ロードサービスの「JAF」や企業の福利厚生サービスなどでは、「鬼石坊主地獄(観光)」の入場料割引はあっても、「鬼石の湯(入浴)」の割引は対象外となっているケースがほとんどです。

数百円単位の割引を探して時間を費やすよりも、「620円で綺麗な施設と良質な温泉が楽しめる」というコストパフォーマンスの良さを重視して、スムーズに入浴することをおすすめします。

3. 「別府八湯温泉道(スパポート)」の対象施設です

割引ではありませんが、別府の温泉好きなら持っている「スパポート(温泉道スタンプ帳)」の対象施設になっています。

  • スタンプ特典: 88ヶ所めぐり(名人)を目指している方は、ここでスタンプを1つ獲得できます。
  • 期間限定イベント: まれに「温泉本」やスタンプラリー企画などで割引クーポンが発行されることがありますが、常に使えるものは少ないのが現状です。

【重要】地獄の入場料は払わなくてOK!

鬼石の湯を利用する際、絶対に知っておいてほしいのが**「二重にお金を払わない」**ためのポイントです。

温泉だけの利用なら「地獄の入場料」は不要

鬼石の湯は「鬼石坊主地獄」の敷地内にありますが、温泉だけを利用する場合は、地獄の入場料(大人450円)を支払う必要はありません。

  • アクセス方法: 鬼石坊主地獄の入り口ゲートではなく、**「鬼石の湯」専用の入り口(受付)**へ直接向かってください。

間違えて地獄の観光ゲートで入場料を払ってしまうと、温泉の受付でさらに入浴料を払うことになり、合計1,000円以上かかってしまいます。「お風呂だけ入りに来ました」と伝えれば、入浴料620円のみで利用可能です。


手ぶらでOK?アメニティと設備情報

観光の途中でふらっと立ち寄る際、気になるのがタオルやシャンプーなどのアメニティ類です。鬼石の湯は設備が充実しています。

無料で使える備品

浴場内には以下のものが備え付けられています。

  • ボディソープ: あり(無料)
  • リンスインシャンプー: あり(無料)
  • ドライヤー: あり(無料・脱衣所に完備)
  • 鍵付きロッカー: あり(無料・コイン返却式など)

別府の共同浴場(100円等の激安温泉)ではシャンプー類を持参しなければならないことが多いですが、鬼石の湯なら何も持っていなくても体を洗うことができます。

有料(販売・レンタル)のもの

タオル類は持参するのがベストですが、忘れた場合でも購入やレンタルが可能です。

  • フェイスタオル: 販売あり(200円程度)
  • バスタオル: レンタルあり(要確認)

記念になる「鬼石の湯」ロゴ入りタオルも販売されていますので、お土産代わりに購入するのも良いでしょう。


鬼石の湯へのアクセス・駐車場

無料駐車場あり(海地獄と共用エリア)

車でアクセスする場合、駐車場は「海地獄」「鬼石坊主地獄」と共用の無料駐車場を利用します。

  • 収容台数: 非常に多い
  • 料金: 無料

駐車場から鬼石の湯までは徒歩1〜2分です。広大な駐車場ですが、繁忙期は混み合うため、できるだけ建物の近くに停めると湯冷めしにくくて便利です。

営業時間と定休日

  • 営業時間: 10:00 〜 22:00(最終受付 21:00)
    • 朝から夜遅くまで営業しているため、地獄めぐりの最後(夕方以降)に汗を流して帰るプランが人気です。
  • 定休日: 第1火曜日(祝日の場合は翌日)
    • せっかく行ったのに休みだった、とならないよう、第1火曜日は避けるようにしましょう。

まとめ:割引がなくても満足度は高い!

鬼石の湯の料金・割引情報をまとめます。

  • 基本料金: 大人620円、家族風呂2,000円。
  • 割引: 即時使えるクーポンはほぼ無し。「地獄めぐり共通券」での割引も不可。
  • 注意点: 温泉のみの利用なら、地獄の入場料(450円)は不要。
  • メリット: シャンプー・ドライヤー完備で、駐車場も無料。

割引クーポンこそありませんが、620円で「内湯・露天・サウナ(一部)」が揃った清潔な温泉を楽しめるのは、観光地としては非常に良心的です。

地獄めぐりで歩き疲れた体を癒やすには最高のスポットですので、ぜひ定価でも立ち寄ってみる価値は十分にあります。

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